陰ヨガリトリート2020 in 宮島 大聖院

太極というアイデアが生まれた遥か昔から、人は天と地のエネルギーに恩恵を受け、翻弄されてきました。無限だった唯一無二の世界が二元となり、さらに秩序が生まれ、特徴立った五元素が明らかになります。それぞれのもつ知性が他と区別されバランスを崩した時に秩序は乱れます。 進化した陰ヨガのプラクティスはそれを調和させ再び無限へと戻っていく道です。ボディ、ブレス、スピリットを昇華し、ひとつにしていく過程、それを異なる言葉で表すならば道と呼んでもよし、愛と呼んでもよしです。 愛といえば、古代中国では双修法という、よりタントリックな教えが残されています。愛と性は人間の根源的なエネルギーなんだけれども、それを無駄使いせず、傷つけることなく、発電所の如くパワーに変えることが出来るのは愛のみです。それは巷に蔓延る自己満足や利己的な愛というチープなものとはおよそかけ離れています。 陰ヨガといえば経絡、というアイデアが一般的でそれは間違いありませんが、この十二経絡の流れである気はより物質的で、より身体の外側を扱ったものです。より研ぎ澄まされたプラクティスへと昇華すると、それはより内側へのアプローチとなり、気は流すものではなく貯蔵させるものとなります。そこは中医学という治癒を超えたその上です。さて今お話ししたことのどれだけをお伝え出来るかはわかりませんが、「陰ヨガと愛」について、昨年の尾道でのリトリートに続き語ってみましょう。 ● 陰ヨガリトリート in 宮島 2020年11月18日(水)−20日(金) https://www.facebook.com/events/341157283917204 オンライン決済はこちらからどうぞ! https://yinyogajapan.square.site/product/-in-/42?cs=true

陰ヨガ アドバンスト プラクティス始動

9/19(土)-20(日)は神戸のStudio Sundari スタジオ スンダリさんにて陰ヨガアドバンスワークショップが行われます。今回は2日間に渡り、中級以上のものを含めた内容を行う予定です。これまでの陰ヨガの基本のポーズに加え、さらにいくつかのポーズをご紹介します。 ベーシックでは主に十二正経との関わりを学びましたが、アドバンスでは奇経八脈との関わりも学んでいきます。よりヒーリングの効果(ここでは日本語でいう“癒し“のニュアンスでなく“治癒”の意味です)が高まり、ポーズそのものは少しチャレンジ度が上がります。 陰ヨガを長く練習していった先に、ポーズやシークエンスにはなぜそうするのかの理由があるということを理解出来れば、思いつきで行うような独創的な自己練習にならなくて済みます。練習にはある種の地図のようなもの、ルールのようなもの、もしくはマナーがあり、それは自身を縛るものではなく、最終的にはより自由にしていくものです。 昔、ある女性のバレエダンサーが現役の頃にインタビューで言われていたことが印象的だったのですが、本当に自由に踊りたい、自由に表現したいと思えば、それが実現出来る身体になるためには、結局これまでに練習してきた型をきちんと積んでいくしかない、というような主旨のことをお話しされていましたが、今回お伝えしたいニュアンスはそこに近いです。参加される皆さんはこれまでのベーシックを練習して挑んで下さいね。 ● 陰ヨガ アドバンストワークショップ in 神戸 2020年9月19日(土)-20日(日)